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ようやく、ウエブサイトを出すことができるようになりました。WordPressの教則本を何冊買ったことかわからないくらいです。何年前から取り組み始めたかも記憶が曖昧なくらいです。しかし、まだたったの2ページだけですが何とか「まちてくギャラリー」の概要が見えるようにはなったと思います。これから「過去の展示」や作ってきた小冊子のPDFなども閲覧ダウンロードできるようにしてゆきます。
現在の展示 2月3日〜4月30日 達川 清 展 次回は「伊藤 彰規 展」

㉗ 神山 豊

三浦半島は小さな入り江がたくさん連なる複雑な海岸線をもっています。その海べり、秋谷(あきや)はすぐ後ろに深い森が連なっています。そういう場所に長く住んで、素潜りも得意で海水域も山の様子も詳しい神山さんが、木を素材にして海の生物を作り始めるのはきわめて素直な流れだったのではないでしょうか。
しかもその生きものが生きている時のように動くとしたら、それは自然との繋がり方の密度をより濃くしているのだと思います。
木は比重が水よりは軽いとしても、樫の木などは0.8というからかなりの重さです。それを大きな作品にして動かすためにはかなりの工夫が必要なことでしょう。
そういうことから始まって、さまざまな工夫が求められて、その工夫は多くの範囲に技術的な知識も必要なことでしょう。自分の手でものを作りだすということが、物と自分の繋がりを緊密にしてゆき、多くの観察と想像が拡がることでしょう。

《Megaptera 「Harrison」》 2014年 220×150×190cm 桧、樟、欅、樫、桜

《Mola Mola》  2014年 120×120×190cm  銀杏、樟、栗、欅、樫、桜

《Sailfish》 2014年  270×120×220cm 桧、樟、欅、桜

《Megaptera 「Harrison」》の部分

《Lionfish》  2013年  100×120×190cm  樟、椨、欅、桜、樫

《Mermeid》  2016年  270×200×220cm  桧、樟、楓、桜、樫、欅

《Mermeid》 部分

《Megaptera》UBE Biennale 2017年  230×390×280cm 桧、欅、樫、ウリン、パドック

youtubeには、この他にもたくさん神山さんの作品の様子が上げられていますが、ここに埋め込むことができたのはこれひとつだけでした。埋め込みの方法が幾つかあるようなので、後日別の埋め込み方を試してみるつもりです。

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