展示場所の地図⑫から㉒までと、大きな看板での展示
梅田さんの作品からは、生命の持つ不思議な力、それは死と裏返しで命にはいつでもそれが寄り添っている、暗黙の死を感じさせます。生きることは死へ向かって、ぼうぼうと突き進んでいるのに、日常は目の前のできごとと戦わなくてはならない。まるでそれこそが、生きることであるかのように、できごとはさまざまな姿を装って私たちに迫ってくるように感じます。だけど、命の薄皮をめくると牙をむくか、あるいは眠るように死が隠れている。そんな茫漠として、得体も正体も存在も不明な不定形に包まれてしまいそうです。





















