街かど美術館 アート@土澤 2011年で現れた増子さんは旧農協事務所の2階、倉庫にパネルを立てて大きな鳥の子紙にロットリングペンで微細な線を積み重ねるように「土澤盆栽」と称する絵を出現させました。作品は会期中にも継続して制作され、観客とコミュニケーションをしながら完成しました。細かい線を積み重ねながら全体像を崩れることなく描きあげることにわたしは驚きました。しかも次々に現れる観客の人たちとにこやかに話をしながらなのです。

《土澤盆栽》 270×210 2011年 ペン、インク、鳥の子紙

《ウロボロスと花かむり》 182×242 2012年 ペン、インク、鳥の子紙、レジンドーサ

《つちかうひとびと》

《よくよく、沃野》

《側の器》

《側の器》No314 2015

《側の器》 2018年