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ようやく、ウエブサイトを出すことができるようになりました。WordPressの教則本を何冊買ったことかわからないくらいです。何年前から取り組み始めたかも記憶が曖昧なくらいです。しかし、まだたったの2ページだけですが何とか「まちてくギャラリー」の概要が見えるようにはなったと思います。これから「過去の展示」や作ってきた小冊子のPDFなども閲覧ダウンロードできるようにしてゆきます。
現在の展示 2月3日〜4月30日 「赤川 浩之 展」

ウエブサイト

このサイトをアップしてだいたい1ヶ月が過ぎました。なんとか今も新しくページを足し、内容を見てもらえるものにしたいと工夫をしています。
しかし、まだとても「まちてくギャラリー」を紹介しきれていません。もっともこの差異との存在はまだ一部の人にしかこのことを知らせていません。
なので、いったい何人くらいの人がこれを見てくれているのか、これからどの程度の反応が出るのか、でないのか見当もつきません。もちろん、まだ出来上がっているわけではないし、ずっとこの先もページは増え続けることになるともいます。少しでも見やすく改良をしながら進めてゆきます。
こうやって文章を書いたり、写真を入れている編集画面とアップをしたあとの実際に見られる画面と多少形が変わってしまうことがあり、意図がストレートに反映していない部分もあったりします。そういうところは、このワードプレスの扱い方によるのだと思います。技術的に不備な部分は少しづつ訂正せざるを得ません。
紙の媒体で小冊子を作っていた時のような自在な構成の操作ができません。だけど紙は印刷製本という工程を挟むことで他者の操作が挟まれることで、いろいろな制約を受けます。
文章や写真の構成を考えるだけではなく、締め切りや費用のことからの制約からはこのウエブ上の制作は時間的、経済的な制約からはかなり自由になると思います。
かなりのストレスになっていたかもしれない作文が締め切りという時間と、A5という空間の構成からはかなり開放された実感を持っています。
だけど、この仮想空間というか実質的な空間を持たない不思議な空間で作文をし、仮想空間をデザインすることは紙とは全く違う感覚が必要なんだと思います。
仮想の空間だからこそ、柔軟なのかもしれません。いや、ずっとあとになって全く異なる硬直さに驚かされるのかもしれません。1から2へ、2から3へとつみ重なるのではなく、仮想だからこそ跳んだり跳ねたりしながら重なってゆくのかもしれません。
それが自由なことなのかはわかりません。少なくとも、紙という空間から縛られることはないけれど、「仮想」ということが自由というよろいのような気がします。
いままで、わたしにしてもさまざまなウエブ上のコミュニケーションを経験してはしてきました。それはすべて、他人が作ったサイトでした。それでも充分にその恩恵を受けて享受といってもいいくらいです。でも、こうして自分の手で伝達の空間をつくり始めると電気信号の空間をあたかも紙の上のそれと同じように扱い、表現しようとしてもなにかが違うんだよな。十羽ひとからげな言い方で仮想空間などといって済ましてはいられない大きな違いが何を意味しているのかわかりません。
こうやって、なにかを伝えようとねじりはちまきで作文をしていても、鉛筆をなめなめ、消しゴムのかすを払うでもなく電気信号の中で文字や写真のカタチを見ているつもりで本当にそうなんだろうかという漠然とした疑問はぬぐえません。
そんな愚痴は構成がうまく思い通りにならないいらだちからの八つ当たりなのかもしれません。
クシャクシャと丸めてゴミ箱になげ捨てる紙もないし、あるのはモニターの中にゴミ箱のカタチをしたもどきが見えるだけです。その実際にはないものをあるがごとくしているパソコンという新しい電気空間に登録した自分が世界中の電気空間に溶け出しているという感覚だけは、何だか事実なんだよな。という感じがしています。

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