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ようやく、ウエブサイトを出すことができるようになりました。WordPressの教則本を何冊買ったことかわからないくらいです。何年前から取り組み始めたかも記憶が曖昧なくらいです。しかし、まだたったの2ページだけですが何とか「まちてくギャラリー」の概要が見えるようにはなったと思います。これから「過去の展示」や作ってきた小冊子のPDFなども閲覧ダウンロードできるようにしてゆきます。

大きな作品

ベニヤ板の大きな作品

今年の9月に岩手町にある「石神の丘美術館」で個展をすることになり、どういう展示をしようかと
考え先ず、模型を作ったのです。展示室の広さは26mと7.6mで、高さは5m。岩手県立美術館の2階の大き
な部屋より幅が少し短いだけで、かなり大きな空間です。
頭の中だけでイメージするだけでは、それこそ雲をつかむような感覚になってしまいます。
0.42%の縮尺、1mを26mに見立てると、そうなるようです。の模型の箱を作り、眺めていると先ずカ
タチを考えてみるべし。
A4の紙にプリントして、スチレンボードに貼り切り抜く。
すると、次々に想像は膨らみ大小10点ほどの模型もでき、はやる気持ちを抑える事もできないわたしの
悪いクセです。
それらを、壁に貼ると、あらいいじゃん。とひとりごち。
そりゃあそうだ。イメージするだけなら猿でもできる。
そして、そのカタチたちを0.42%で割れば実際の大きさの寸法がでる筈。アラ、高さは4m幅が6m!
なんとかなるだろう。イメージの力は恐ろしいです。


自分が繰り広げた想像の結果を、見た目で面白がり、イケイケどんどんとばかりに、高揚した想像は
あらん限りの力でアドレナリンを送りだすのです。
暫くおいて、さて実際にこれをどうやってカタチにするか。幅6m高さ4mの半立体だけど、厚さはどの
くらい?とりあえず5cmくらいと考えて、ベニヤ板が10枚以上になる。広さにしたら5坪だぜ。
一枚5坪のパネルをどうやって組み立てる?なんとかなるさ。どこまでも楽観バイアスたっぷりなのです。
パネルは軽くしなければならない、そうだ、ハニカムコアがいい。でも、どうやってつなぐ?縦横同時に
繋げなければならない。どうするどうする。そうだ、連結金具というものがあったな。ネットで探すと
出てくる、わんさか。強度と値段を比較して探せば、見つかるよ。
サブロクのベニヤのパネルが100枚要る。50坪に塗る塗料はどのくらい必要だ?ウレタンラッカーが50万円。
これはアカン。アクリルにすれば?でもやっぱり似たようなものか。でもなんとかなるさ。楽観バイアス
は、ジャンジャン続き懲りないのです。
それは、これを作りたいという自らのイメージに囚われているからにほかならないのですが、想像力のア
ドレナリンはもはや留まるところを知らない状態。暴走を続けるのですが、それは今までの自分の作品と
の向き合い方が、制作という行動によって、想像と具体を繰り返す事が、自分のあり方を測る方法にして
きたからでもあるのでしょう。
あとは実践あるのみ。
金もないのに、ベニヤ板を250枚注文してしまい。トラックに載せられた山のようなベニヤを見て覚悟が
決まるのです。


今まで金のかかる作品など作ったこともなく、若い頃は紙粘土を素材に選び、材料なんかに囚われないぞ
と物質主義?素材第一とは一線を画していたつもりなのです。
木を素材にしようと考えたのも、一番安い建築材を使うことで素材の持つ質感などには頼らない決意だった
のです。しかし、やがてそれは徐々にカタチを変えざるを得なくなるのでしたが。

そして、現在はこうしてベニヤ板を拡げてつなぎ合わせる作業にいそしんでいます。

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