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ようやく、ウエブサイトを出すことができるようになりました。WordPressの教則本を何冊買ったことかわからないくらいです。何年前から取り組み始めたかも記憶が曖昧なくらいです。しかし、まだたったの2ページだけですが何とか「まちてくギャラリー」の概要が見えるようにはなったと思います。これから「過去の展示」や作ってきた小冊子のPDFなども閲覧ダウンロードできるようにしてゆきます。

河霧の朝

12月27日の朝、目が覚めて表を見れば濃霧。
こういうふうに濃い霧が湖を覆っている時は天気が良くなるしるしです。
霧は見る間に姿を変えて青空との境界を入れ替え、どんどん青空の領域が増えていきます。
むかし北海道で見た谷間の底の街が真っ白に輝いている霧に覆われているところを山の街道から見えた景色が忘れることができません。
わずかな切れ間から街の姿が見えて、現実ではない景色のように見えたこと。ドライアイスの霧のように谷底を覆う霧が真っ白に太陽の光を反射して、白さが光って、まぶしい霧がすっと切れて、いくつかの家がマッチ箱のように並んでいる間を縫うように走る牛乳配達の自転車までがおもちゃのようでした。
今、この目の前の霧の中に飲み込まれているはずの自分からは、陽を反射する白い霧は逆にわたしの周囲を隠して視野を狭めて世界を隠しているようです。
毎朝のようにこうして霧が私たちの周りを覆って視界を奪っては現すのをくり返しています。
昨日覚えたことを隠してしまうように拡がる霧。やがて太陽が昇って気温が均衡すると消えてゆき、また記憶も取り戻す。
そんなことをくり返しながら、少しずつ記憶の集積もかたちを現すのかもしれません。

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