日々茫洋– category –
思惟のおもむくまま。
整理されて系統立てられた論文などではありません。
ある程度量が増えてくれば茫洋と全体が見えるかもしれません。
むしろ漠然として意味不明になるかもしれませんが
本人としては前の方に期して連ねます。
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日々茫洋
けむり・
少し古い写真ですが落ち葉を焼いています。秋も深まると銀杏の葉がおびただしく落ちて道も家の前も黄色く埋めてしまいます。夕暮れ時陽が山に隠れて空だけが明るく残っていますが、陰は暗くなり始めているけれど夕方の逆光の頃、わたしは大好きな時間です... -
日々茫洋
つみき
友達から、孫にプレゼントしたいから、と積み木を作れないだろうかと云われました。私が普段作っている作品も、積み木のように不定形を組み合わせて作品として発表しているんだし、積み木を考えることは自分の作品を考えることだと思い構成を考えました。... -
日々茫洋
低気圧と冬の景色
天気予報の画面に映し出される気圧の配置。低気圧がかたまりのようになって日本海の北寄りに集まっているのが見える時があります。冬になるとなぜ、低気圧が北で発達をして暴風が雪をまき散らすのだろう、といつも思うのです。夏ならば、海面が暖められて... -
日々茫洋
インプレクサスアートギャラリー
10月1日から24日までの3週間、盛岡のインプレクサスアートギャラリーでの個展です。今回は不定形の「集合」ということを整理して展示をしました。今までも、こうした不定形をずっと作り続けてきました。そしてそれらの不定形をさまざまな素材で作ったり、... -
日々茫洋
光景
朝の冷えた空気が陽に当たって白い霧になってあたりを覆い、対岸はかすんで白くその姿を隠してしまいます見えているものは感じられるのだけど、見えないところが気になります陰の向こうから見えるもの以上に語りかけてくることは無尽蔵なほどですそれは山... -
日々茫洋
日常と非日常
日々生きているわたし、日常の中にいて、そこから世界というさまざまなできごとや、自らの内側も人を見ているのだろう。そんなことは当たり前で、誰もがそうしている自然に湧き上がってくる想像のひとつです。 このまちテクギャラリーを始める時思ったこと... -
日々茫洋
ころなとおろか
竹ヤリを持ってオリンピックをするという。国民の健康と安全を護って最大限の努力を払い開催するってな。1日100万回の接種をするともいう。2ヶ月経っても1パーセントしかできていないのに。なにがそんな絵空事を繰り返しいわせるんだ。無理を承知で、や... -
日々茫洋
アート
最近ではアートという言葉が一般化したというのか、平易で広い意味に使われて芸術という言葉の位置が変に堅苦しく重くさえ感じられてしまうような気がします。いや、それはそれで芸術の垣根が低くなっていいとは思うのだけど、やっぱりどこかしっくりしな... -
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明るい
天気図の西から前線を引きつれた低気圧がつながる毎日だったけれど、北風と、暗い雲ばかりの冬が少し明るくなってきた。目が覚めて表を見やると、田瀬湖の対岸の稜線が夜明けを知らせて濃紺色になっている。子どもの頃の夜明けの景色を思い出す。中学校へ...
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