日々茫洋– category –
思惟のおもむくまま。
整理されて系統立てられた論文などではありません。
ある程度量が増えてくれば茫洋と全体が見えるかもしれません。
むしろ漠然として意味不明になるかもしれませんが
本人としては前の方に期して連ねます。
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天文台の眺め
水沢の天文台へ時々出かけます。資料館もありますが、そっちよりこの景色を見るだけで、私は全く飽きません。この電波望遠鏡を、ただ眺めているだけであっという間に一時間が過ぎてしまうのです。時間を早めて暇つぶしに来ているわけでもありませんが、少... -
田瀬小学校いきかえれ計画
無謀にも表題のようなことをずっと前から考えていました。そんなことをほとんど誰にも話したこともなかったのに、突然「田瀬小学校いきかえれ新聞」と題したものを作って市の公報と一緒に田瀬地域の全戸に配ってもらったのです。この田瀬に移って13年にな... -
一里塚
歴史のしょうにん 1604年にこの一里塚ができたと横の看板に書かれています。江戸幕府が開かれたのが1603年というから、江戸から129里のここにもすでに作られたということになります。時々、この道を通るたびに圧倒的なそのボリュームに驚くのですが、でも... -
速春
去年の夏は梅雨も来ないうちに暑くなり、秋も紅葉が早く始まるし、雪は12月にどっと来ました。そして春も2月の末から兆して庭の片隅にはクロッカスが咲いて、もう幾日になるのでしょう。震災の日は雪が冷たく降り寒い日でした。速歩でやって来る春というよ... -
三つのかたち
これは1990年代に作ったものです。薄い板の台に糸鋸で切り出したさまざまなかたちを組み合わせて、貼り付けています。円弧状のかたちの上から3種類のかたちがのびています。レリーフのような作品です。作品の作り方にも、ひとそれぞれの方法があると思いま... -
ジリコテ
Ziricot ジリコテ Ziricote[その他の名称]ゼリコテ、暹羅柿 (シャムガキ)ムラサキ科の広葉樹。散孔材学名 :Cordia dodecandraメキシコ、グアテマラなどの中南米などに生育。樹はあまり大きくならず産出量は少ない。不思議な木目の木です。一般的に材木屋... -
シャム柿
以前、作品の素材には無垢の木材を使っていました。最初は紀であれば何でもよいと思っていましたが、やっているうちに木材についての情報がだんだんと溜まってきて、杉や松といった一般的に見かける物以外にもさまざまな材木があることを知り、さらにそれ... -
表現ってなんなのだろう
言葉や行動に反射してなにかしらが戻ってくる。察する事ができてしまう不思議さをこの文字にしたのではないでしょうか。 -
盛岡/インプレクサス/県立美術館
昨日久しぶりに盛岡へ。 土で作った動物と人、ということで、どういうものなんだろうと思いながら入ってんだけど、驚愕。 命の捉え方が今にもこちらへ向かってくるのではないかと恐怖を覚えるくらいその眼差しの鋭さに震えました。外国人の利己的欲望が全... -
4月5日(火)〜11日(月)「点の解」展 横浜市民ギャラリー
この「展の解」というのは2001年から隔年で開催してきた有志のグループ展です。今回、私は「集合」と題した小さな形を沢山並べて漠然と、あるいは具体的なイメージを想起するものを展示しようと考えています。漠然と具体的なイメージとはいったいなんだと...
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